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港北区 教育

公開日:2026.02.26

北綱島小6年1組
趣向が光る防災食
地域に災害対策を広める

  • ポテトチップスを調理する児童

    ポテトチップスを調理する児童

  • 趣向が光る防災食 (写真2)

  • 湯せんした餅を素早く調理していた児童ら

    湯せんした餅を素早く調理していた児童ら

  • ポリ袋を使ってプリンを作る児童

    ポリ袋を使ってプリンを作る児童

 北綱島小学校の6年1組が2月16日、総合学習内で考案した「防災食」の調理実習を行った。

 同学習は都筑区で活動するフードコーディネーターの安田美名さんを招き、児童らの思いや考えを擦り合わせ実現。安田さんが防災食コーディネーターの資格を保有していたこともあり、児童らは「防災食」が身近に感じられ興味を持ったという。そこから災害時の食事や調理について、児童らは自主的にネットやニュースから情報収集した。

 同学級の女子児童は「災害中だと料理も難しいから、使えるものを考えるのが難しかった」と話し、「食べなれた味なら安心できると思って」とポテトチップスを使ったレシピを考案。また、男子児童らの班は「長く保存できる食材を使いたくて」と、高野豆腐の麻婆豆腐を考案し調理。市販の麻婆豆腐の素を使うことで、調理器具を最小限に抑えつつ時短調理も叶えたレシピになっていた。

 そのほかにも、「災害時でも甘いものが食べられたら」と考えた児童は、マシュマロをビスケットで挟む「スモア」を作成。「『ご飯』だと調理方法が限られるから、お菓子なら子どもも食べやすいし簡単にできると思って」と、別角度で防災食を解釈していた。

 さらに授業時間内での完成は難しかったが、すべての調理工程をポリ袋内で完結させ、プリンを作成する児童も。ポリ袋内の卵液を、そのまま熱湯に入れ放置するだけで出来上がるレシピは、洗い物もほぼゼロ。「時間内に作れなかった」と悔しがっていたが、時間をかけレシピ考案したのが伺える。

 「限られた食材を無駄にせず美味しく食べる」ことを念頭に置いた児童のレシピは、自宅に余りがちな切り餅や備蓄されたフルーツ缶を使うなどして、趣向が散りばめられていた。

 「簡単にできる調理方法はもちろんだが、美味しく食べきることも大切」と同学級の担任である空閑惇教諭は児童に伝え、調理実習を終了。

 同学級が趣向を凝らした「防災レシピ」は、地域住民の参考になればと、町内会に働きかける予定だ。また同校の公式ホームページで、各児童のレシピを順次掲載する。

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