港北警察署(太刀野一夫署長)は7月10日、綱島で交通事故防止啓発キャンペーンを行った。
これは11日〜20日に県が実施した「夏の交通事故防止運動」の一環。同署員や港北交通安全協会など関連団体から約20人が参加した。昨年に続き、綱島街道を走行する二輪車への呼びかけを実施。また、今年は新たな試みとして、アピタテラス横浜綱島店前で自転車や歩行者への普及・啓発も行った。義務化された自転車保険の案内や交通ルールブック、お守りなどの入った啓発セットを手渡し、交通安全を呼びかけた。
コロナの影響により、例年実施していた交通安全等のキャンペーン活動の開催を見送っていた同署。4月に就任した太刀野署長にとっては、初のキャンペーン参加となった。「地域の人々と接することのできる機会の大切さを再確認した。特にバイクの事故は、大きな被害につながりやすい。一人一人がルールを守り、安全意識を持って運転してほしい」と太刀野署長は話す。
同署によると、管内での事故件数は、外出自粛の影響もあり減少傾向にあるという。一方で死亡事故は、現時点ですでに昨年に並ぶ3件が発生。太刀野署長は「歩行者や自転車も含めて、道路上にいる人たち全てが交通に関わっているという自覚を持っていただければ。ゼロにできるように全力を挙げていきたい」と意気込みを語った。
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