手持ちのパネルで啓発。後方の大型デジタルサイネージでもPRを行った
神奈川県警察では、６月１日から15日まで実施する痴漢対策強化期間に伴い、鉄道事業者等と連携した痴漢撲滅に向けた啓発活動を１日、新横浜駅２階北口交通広場および構内で行った。
通常このような防犯活動時には、啓発チラシなどの配布を行ってきたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、痴漢防止のパネル型のポスターを警察官、駅員が手に持ち、マイクで通行人などに呼びかけるという非接触型の活動となった。また、キュービックプラザの大型デジタルサイネージを活用し、痴漢対策ポスターの画像を定期的に表示するという広報活動や駅構内および改札内のパトロールも同時に実施した。
マイクを持った警察官は「混雑している電車では、ドア付近には立ち止まらず、座席付近に移動を」「痴漢を目撃した方は見て見ぬふりをせず、通報、もしくは駅員を呼んで」などと呼びかけた。
神奈川県警察本部生活安全部の高木康成警部は「もし、電車内で痴漢に気づいたら、周囲の人も『大丈夫ですか？』などと積極的に声掛けしてほしい」と話していた。
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