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港北区 文化

公開日:2023.07.06

残り半年の無事願う
師岡熊野神社で夏越の大祓

  • 茅の輪をくぐる石川宮司(先頭)ら

 毎年恒例の神事、夏越の大祓が6月30日、師岡熊野神社(石川正人宮司)で行われた。

 「大祓」は、この時季に全国の神社で行われ、自身や社会の罪穢れを祓い去り、清らかな心に立ち帰って残りの半年を無病息災で過ごせるよう祈願する神道行事。

 神事の後、神職らに続き一般の参列者が、一人ずつ8の字を描くように境内に用意された茅の輪をくぐり、社殿に拝礼した。茅の輪くぐりには、生まれ変わるという意味があることから、胎内くぐりともいわれている。

 師岡町在住、50代の会社員は「近くなので毎回参列している。早くコロナが収まってほしい。そして、罪穢れを祓い、あと半年を過ごしたい」との思いを込めて茅の輪をくぐったという。また、高田西から来た80代の主婦は「コロナやロシアのウクライナ侵攻が終わって欲しいと願った。また、自身の健康も」と話していた。

 師岡熊野神社は、2024年に創建1300年を迎える。参列者を前に石川宮司は「(来年を)次の100年に向けてのステップにしたい」と展望を語り、「早く世の中の戦乱が収まること、そして自然災害が起きないことを願うばかり」とあいさつした。

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