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港北区 社会

公開日:2023.09.21

特殊詐欺被害撲滅へ官民協力
4年ぶりに啓発活動

  • 施設入口での声掛け活動

  • 防犯キャンペーンに参加したメンバー

 日頃より地域防犯活動を行っている港北企業防犯協会(篠沢秀夫会長)は9月12日、綱島東にある商業施設・アピタテラス横浜綱島で、振込め詐欺などの特殊詐欺被害や自転車盗難被害の防止を啓発する防犯キャンペーンを行った。

 キャンペーンには港北警察署、港北区役所、港北防犯協会、港北防犯指導員会、綱島の3信金(城南信用金庫・横浜信用金庫・川崎信用金庫)が協力。各信金の職員が一日警察官を務め、参加メンバーや城南信用金庫、港北警察署それぞれのマスコットキャラクターと共に、来場者らに防犯グッズを配りながら、注意喚起を行った。

 官民一体となった啓発活動は4年ぶり。あいさつに立った同協会の篠沢会長は「”犯罪のない町・港北区”の実現に向け、行政や地域を含めた港北区の防犯力の底上げ活動を行っていきたい」としている。

 8月末時点での同署管内の特殊詐欺被害件数は65件、被害額は約1億2700万円。昨年同時期より9件、約2000万円増加している。同署生活安全課の笠原真悟警部補は「被害件数は多いが、阻止した件数も増えている。周りの協力を得ながら、あの手この手で啓発し、少しでも被害を減らしたい」と話す。

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