横浜市は熱中症予防の一環として、市民が外出時に一時的に暑さをしのぐ場所「クールシェアスポット」を開設した。
クールシェアは、東日本大震災後の電力不足への取り組みとして2011年に始まった考え方。環境保全の観点から、各家庭で冷房を使用するのではなく、施設などに集まり涼しさを共有することで節電につなげる取り組み。政府は熱中症対策として各自治体に誰もが涼める場所の設置を呼び掛け、横浜市でも取り組みが進められている。
健康管理や適切な室内温度調節、気温が著しく高い状況で外出を控えるなどの熱中症対策が基本だが、市は市民が外出せざるを得ない状況があることを考慮。公共施設などを開放し、気軽に休めて涼しさを共有できるクールシェアスポットの設置に取り組んでいる。
今年は5月30日時点で528カ所が取り組みに協力。10月22日(水)まで、一時休憩場所として市民らを受け入れる。協力施設は、横浜市のウェブサイトにあるグーグルマップで確認。
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