港北区 スポーツ
公開日:2025.09.11
横浜GRITS
開幕戦を白星で飾る
”横浜コール”で会場湧く
日本と韓国のプロアイスホッケーチームのリーグ戦、アジアリーグアイスホッケー2025-26が9月6日に開幕した。今季から1チーム増え、合計6チームがアジアナンバー1を目指してしのぎを削る。
KOSE新横浜スケートセンターをホームアリーナとする横浜GRITS(グリッツ)は、同アリーナで開幕戦を迎えた。昨季は最下位でシーズンを終えたグリッツ。開幕戦では、東北フリーブレイズを相手に1-0の完封勝利で好スタートを切った。
試合は、20分×3ピリオドで行われ勝敗を決める。会場には1130人のファンが応援に駆け付けた。グリッツファンが”横浜コール”などで選手らに声援を送る中、試合が動いたのは第2ピリオド。種市悠人選手(#19)と松金健太選手(#52)のアシストで、タイラー・ロックウェル選手(#22)がシュートを決め、ファンの期待に応えた。
今季から新規加入したタイラー選手は、「ゴールを決めたのは自分だけど、みんな良い仕事をした。ファンが大勢来てくれる中で勝てて良かった」と喜びを口にした。岩本裕司ヘッドコーチは、「速い展開のホッケーでゲームを支配できたが、決めきれないという得点力の課題が残っている」と振り返った。
次の試合は、20日(土)午後3時から同アリーナで、新規参戦したスターズ神戸を迎え撃つ。岩本ヘッドコーチは、「弾みをつけるため、しっかりと勝ちたい」と意気込みを語った。
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