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港北区 文化

公開日:2025.12.25

北綱島小
「継承」の重みを体感
綱島囃子に大興奮

  • 獅子に興味津々な児童

  • 太鼓のリズムを教わる児童ら

 北綱島小学校で12月11日、「芸術鑑賞会」が行われた。

 綱島囃子保存会から5人のメンバーが訪れ、同校3、4年生に「綱島囃子」を披露。「てけてんつく・ててつく・てんつくつ」といった独特な太鼓のリズムや「なんなんちきち・なんちきち」といった不思議な鉦(かね)のリズムに、児童らの体も自然と揺れる。同校の4年生は同保存会の囃子を聴くのは2回目。そのため体験タイムでは、上達のスピードも速く、保存会のメンバーから「のみ込みが早い」と褒められると、恥ずかしがりながらも、誇らしげに演奏する児童の姿があった。

 「獅子のからくりを知りたい」という児童の質問に、メンバーらは「実は口だけではなく耳も動く」と獅子の耳を動かしてみせた。初めて見る獅子の動きに、児童たちからは大歓声が上がった。

 同保存会の城田文雄会長は「続けていく人がいないと残していけないもの」と継承の難しさを説きつつ、「こうした交流で興味を持ち、やってみたいと門を叩く子が増えてくれれば」と語った。

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