港北区 社会
公開日:2025.12.25
「はじめの100か月の育ちビジョン」
地域の絆を育むために
認定NPO法人びーのびーの
認定NPO法人びーのびーのは、こども家庭庁が推進する「はじめの100か月の育ちビジョン」に精力的に取り組んでいる。
同法人は、親子と地域住民が連携し助け合う地域を目指し、地域コーディネーターの育成に積極的だ。
12月3日にはBeACTO日吉まちのリビングで、「だれでも食堂」を実施した。マンションの一角にある同施設には、近隣に住む親子連れが集い、子どもたちが地域コーディネーターと交流する傍らで、親同士もコミュニケーションを取り合っていた。
12月12日は、子育て支援拠点どろっぷで、地域コーディネーターの勉強の場としてワークショップを開催した。昨年、地域コーディネーターとして活躍したメンバーと今年就任したメンバーが集い、子育てを地域と連携するための意見交換を実施。「まずは地域に関心をもってもらう」「ママ友の輪を広げるように、地域を巻き込んでいけたらいい」などといった意見が飛び交った。
今年、地域コーディネーターに就任した池田智さん(57・下田町在住)は「子育てを経験してきたが、子どもと深く関わって初めて知る実態もある。もっと主体的に地域と関わっていきたい」と熱意を語った。
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