県高校野球春季大会の決勝戦が5月4日、保土ケ谷球場で行われ、今春のセンバツに出場した横浜高校が5年振り11度目の優勝を果たした。同校は昨夏・秋に続く県制覇となった。
存在感を増す3番打者
3番3塁手として優勝に貢献したのが川口凌選手(3年・都筑区)。昨夏の甲子園では不動の1番打者として活躍を見せたが、春はクリーンアップに。初戦の川和戦では5打数4安打、準決勝の慶応戦で3打数3安打と大暴れした。しかし「チャンスの場面で1本打つことにこだわってきた。打率だけみるとチームでトップだったが、内容には納得していない」とストイックに大会を振り返る。
厳しさの背景にはセンバツでの苦い経験がある。八戸学院光星との初戦ではチャンスで凡退するなど、存在感をみせられず敗退した。「みっともない負け方をしたので、練習から厳しくいこうという姿勢で取り組んできた」。自身が納得するには”チャンスで強い3番打者”として1試合、1試合で結果を残すことだ。
関東大会は5月17日から21日まで、県内で行われる。県からは同校のほかに、慶応、向上、東海大相模の4校が出場。1回戦は18日の霞ヶ浦戦。川口選手は「昨年秋の関東大会から大きな舞台で勝てていないので優勝を目標に臨みたい。夏に向けても大きな自信になるし、自分たちの課題をひとつひとつ消化できる大会となれば」と意気込む。
*県大会結果…3回戦VS川和5-2、4回戦VS県相模原5-1、準々決勝VS桐蔭学園2-0、準決勝VS慶応10-0(5回コールド)、決勝VS向上5-3
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