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港北ニュータウン 「街」と「文化」共に発展へ―。 2月に創業20周年 金子保商事
横浜市6大事業のひとつとして1965年に発表された「港北ニュータウン建設事業」―。開発に活気づく街、市や日本住宅公団、地元地権者との交渉などに尽力した先人の背中を見続けてきた青年が、金子保商事(不動産管理)を「センター南」に立ち上げた金子進社長(66)。2月で会社設立から20周年の節目、街づくりへの思いを取材した。
「もっと住みやすく」
「都筑区」が産声をあげた2年後の1996年、金子社長は茅ケ崎中央に会社を興した。社長の父親、金子保氏は開発事業の功績やその人柄から、区連合町内会自治会の初代会長を務めた地元の名士。自身の名前ではなく「父の名を会社名にしたのは、信頼もあるし、オヤジに敬意を表した」と当時の心境を振り返る。
センター北、南駅は今でこそニュータウンの中心地だが、半世紀前は当たり前に山林や田畑が広がっていた。先人の苦労を見聞きした金子社長は「自然などは残しつつ、タウンセンターを今以上にもっと住みやすい街にしたい」と願う。
街の発展を『保』ち続けた父親から、よりよい方向へ社長が『進』めていく。
「都筑区に心の豊かさを」
先人が作り上げた「ハード=街」に、「ソフト=心の豊かさ」を育みたい―。
今月7日まで行われていた「区民文化祭」では実行委員長を務め、各団体の潤滑油としてイベントの下支えをした。来賓を迎えた文化祭オープニングでは、区民の歌「夢のつづき」の合唱や川和高校室内楽部の演奏などを披露。さらに、区役所ホールを展示場として、四季折々の写真や個性溢れる花、絵画、書道など様々な団体が参加した。 「事故なく無事にイベントが終わった時の達成感がやりがいかな」。開発から早50年、洗練された街に文化の息吹を注ぎ込む活動にも尽力している。
その他、区民の音楽や演劇などの練習・活動の場として2008年にオープンした中川中央にある「都筑の文化 夢スタジオ」の委員長や文化交流サロン(茅ケ崎中央)の会長などを歴任し、各団体の受け皿として活動。
約1haの「あの場所(夢スタジオ)には、なんとか文化施設を作りたい」と金子社長は憂う。開発事業の際、文化系ゾーンとして施設整備の方向性が示された土地。スタジオの名にもある「夢」に向かい奔走している最中だ。
「セン南」の風物詩へ
センター南駅前の風物詩となった冬場のイルミネーションと春の巨大こいのぼり。金子社長が会長を務めるセンター南地区商業振興会が主催しているイベントだ。イルミネーションはブルーとホワイトのLED電球、約2万4000個を設置。その光は、買い物客の家族連れや通勤・通学のセンター南駅利用者を優しく照らしているようだ。
また、毎年4月〜5月上旬にかけて登場する巨大こいのぼりの下には見物客が多く訪れている。同期間に開催する「センター南の春まつり」は4月29日(祝)、30日(土)に行われる予定。
現在、同振興会ではフリーマーケット出店者(1日60区画)やステージ出演者(歌・踊り・ダンスなど※楽器演奏を除く)を募集している。申し込み・問い合わせ先は同商業地区振興会(金子保商事内)【電話】045・943・5257。「ご自宅に眠るこいのぼりの寄付も受け付けております。お気軽にご連絡ください」
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