都筑公会堂で2日、「オリンピックメダリスト講演会〜わたしの夢・みんなの夢〜」が行われた。
講師を務めたのは都筑区出身でアテネ五輪、北京五輪の競泳種目女子200m背泳ぎで銅メダルに輝いた中村礼子さん。高校3年の時の選考会で五輪代表に落選した経験を振り返りながら、「『行けたらいいな』という甘い考えでは上に行けない。『何としてでも行くんだ』という強い意志が大事」と夢を持つ人にエールを送った。また、夢を叶えるポイントとして「一歩を踏み出してチャレンジする」「継続する」「楽しむ」「悔しいと思う」の4つを挙げると、来場者は熱心にメモを取っていた。
後半は畑澤健一都筑区長、つづきMYプラザの林田育美館長、青少年代表の根本ケイコさん(大2)と渡辺真美さん(高2)も交え5人で座談会を行った。都筑区は4年後の東京五輪で英国選手団のキャンプ地となる横浜国際プール(北山田)の所在地でもある。ホストタウンとしてどんなことができるかというテーマに対し、中村さんは「言葉が通じなくても声をかけてもらえると嬉しい」と五輪経験者の目線で答えた。
そのほか、「通訳になりたい」と根本さん、「外国と関わる仕事を」と渡辺さんが各々の夢を語る一幕もあり、目標を持つ人の背中を押す講演会となった。
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