全国各地に大型コインランドリー「マンマチャオ」を展開する企業が北山田にある(株)mammaciaoだ。
同社の三原淳代表取締役(50)が、自身5冊目となる本「それでも1人の営業マンが起業を成功させたわけ(太陽出版)」をこのほど出版した。著書には、大学卒業後の社会人1年目の営業畑から転職を繰り返し、起業に至る紆余曲折の人生が描かれている。
大学卒業後に外資系製薬会社の営業担当(MR)として働く日々。ライバルと比べ営業成績が伸び悩んでいた三原代表は、1年経たずに、うつ病を発症し、自宅に引きこもるようになり退職した。
実家に戻り、療養生活をしていると母親が勝手に履歴書を書き、企業の採用係に送っていた。「まだほとんど人と話すことができないし、人の顔をまともに見ることもできないような状態だった」と振り返る。
その後、大手スーパー、OA機器販売会社、印刷会社の営業を経て、業務用洗濯機輸入商社に入社。退社後、米国の大手洗濯機メーカーと日本における独占販売契約を結び、2000年に株式会社を設立。17年9月現在、三原代表は全国に390店以上を出店している。「会社に勤めて5年も満たない20代の人や起業したけど経営がうまくいっていない人に読んでほしい。ちょっとやったくらいであきらめないでほしい」と三原代表。
単行本で全160ページ。税別1200円。全国の書店のほか、Amazonなどでも販売されている。
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