MM21街区NEWS【14】 外国人客増に無料Wi-Fi 9月、案内サイン内蔵型も
9月のラグビーW杯や来年の東京2020オリンピック・パラリンピックを控え、横浜市は訪日外国人の滞在環境向上を目的に無料のWi―Fi(公衆無線LAN)の整備を進めてきた。
みなとみらい21(MM)地区では、2017年にはグランモール公園(35街区)、日本丸メモリアルパーク(23街区)、象の鼻パーク(3街区)、桜木町駅前広場、翌年には臨港パーク(19街区)と、来街者が多数訪れる公共空間を対象にサービスを開始。接続は1回30分、1日に5回まで利用できる。また日本語、英語、中国語、韓国語などをはじめ13言語にも対応。接続にはQRコードでアプリをダウンロード、またはメール登録などによりその場で利用できる。
広報が重要に
さらに市は、「案内サイン」=写真=をMM地区内に9月中旬までに10基程度を整備し、半数にWi―Fiを内蔵させる。公園などのスポットだけでなく、訪日客が街中を移動する際にも観光情報を収集しやすくするのがねらいだ。サービス開始は9月中旬を見込む。
設置場所はクイーンズスクエア横浜とマークイズみなとみらいの前をはじめとした主要な交差点周辺や桜木町駅前など。5基程度にWi―Fiが内蔵されるため、同サービスが利用可能な場所の目印にもなるとして、市都市整備局企画課では利用活性化を期待する。
この案内サインは、MM地区だけでなく横浜駅周辺や関内関外、またラグビーW杯の試合会場である横浜国際総合競技場の新横浜駅周辺に計150基を市が整備するもの。その内、約60基にWi―Fiの内蔵を計画する。同企画課では、利用促進のために「広報手段をしっかり検討していきたい」と話している。
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