川崎信用金庫仲町台支店(樋口浩士支店長)で16日、強盗訓練が行われた。都筑警察署協力。
同訓練は、99年に遠藤町支店(川崎市)で発生した猟銃使用の強盗殺人事件を教訓とし、毎年事件発生日の9月16日に全店舗から2店舗を選び訓練を行っている。
訓練では警察官が犯人役を演じ、銃を構え「金を出せ」と要求する場面もあった。犯人の入店から逃走し警察官が到着するまでを想定し行われた。職員らは警察官から、防犯カメラの有効な設置位置や犯人への対応方法を学んだ。
同署生活安全課の須山秀樹課長は、「命を守ることが何より重要。訓練では嫌な思いもしたかと思うがもしもに備えてください」と呼びかけた。仲町台支店の吉越大剛副支店長は「訓練と分かっていても冷静になれなかった。もしもに備えることはもちろん、強盗に入られないような工夫も考えていきたい」と話した。
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