都筑区民は転居意向が高いのか--。横浜市はこのほど、2020年度市民意識調査の報告書を公表した。市政への満足度・要望や定住意識、まちの将来像について昨年12月に速報値を公表したが、今回の報告書では区別、年齢別の集計をまとめた。
市政への要望をみると、全市では「地震などの災害対策」「病院や救急医療など地域医療」「高齢者福祉」「防犯対策」「地球温暖化への対策」の順に高く、都筑区では「地震などの災害対策」「防犯対策」「高齢者福祉」「バス・地下鉄などの便」「病院や救急医療など地域医療」の順となり、「防犯」と「交通」への要望が高いことがわかった。
定住意向をみると、全市の「住み続ける」「たぶん住み続ける」と答えた人の合計が69・3%だったのに対し、都筑区は58・7%で全18区で最も低かった。また「たぶん転居する」「転居する」と答えた人の合計は西区が27・8%で最も高く、次いで都筑区が26・6%だった。
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