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都筑区 文化

公開日:2021.09.02

宮古島の画家が寄付金
「ご縁」で都筑区へ

  • 「魂の光画集カレンダー」の一作品

  • 代理の中村さんから社協へ

 沖縄県宮古島在住の水彩画家でカラーケアコンサルタント活動に取り組む天の川智子さん(52)がカレンダー作品の売り上げ10万円を都筑区社会福祉協議会に寄付した。8月27日、代理人が同協議会を訪れ、事務局に目録を手渡した。

 天の川さんの作品は、オーロラビジョンアート「縁起アート」と題し、人や自然のエネルギーを光を通じて神秘的に表現するのが特徴。2003年から19年間、「魂の光画集カレンダー」を制作し、販売し続けてきた。

 このコロナ禍で「何かできることはないか」と考え、「おなかいっぱいプロジェクト」と題し、21年度版の売り上げ全額を食で困っている子どもたちへの寄付することを決意。両親が宮古島出身という都筑区在住のボディケアセラピスト、中村幸代さんと親交があったことから、8月下旬に区内でチャリティ展示会を開催する計画だったという。

 ただ感染症拡大で開催を断念。出会いを通じて縁が深まったとして都筑区社協への寄付を決めたという。この日は天の川さんの代理として中村さんが社協を訪れた。

 目録を受け取った同協議会の半田博之事務局長は「繋がり繋がりの中でこうしたご縁が生まれた。コロナ禍でイベントが少なくなり寄付が集まりにくい中、こうした形でいただけるのはありがたい」と話す。

 宮古島で電話取材に応じた天の川さんは「コロナ禍で経済も止まり、悲しい出来事も聞くようになった。子どもたちへの影響が心配。おいしいご飯で元気になれる。世の中に元気が広がるといい」話した。

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