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都筑区 スポーツ

公開日:2022.06.02

剣道養浩館道場
団体で県大会優勝
7月の全国大会へ

  • 左から桜井館長、田邊さん、伊藤さん、坂倉さん

 5月22日に寒川町で開かれた第36回神奈川県道場少年剣道大会の中学生団体の部で、勝田町に拠点がある養浩館道場(桜井裕介館長)が区内の剣道団体として初の優勝を飾った。7月29日に日本武道館で開かれる第56回全国道場少年剣道大会に神奈川県代表として出場する。



 県大会には神奈川県剣道道場連盟に加盟する県内の中学生94チーム、282人が参加。コロナ禍での数少ない大きな大会とあって熱戦が繰り広げられた。



 「コロナ禍において道場で参加可能な大会がことごとく中止され、開催される大きな大会はこの大会くらい。そんな中で目標を見失いかけたり、中学3年生になり勉強と剣道の両立に自信がなくなり剣道から心が離れかけたこともあったが、そんな色んなハードルを乗り越えてチームが一つになって頑張ってくれた」と桜井館長。



 先鋒を務めた田邊恭之助さん(都田中剣道部主将)は「低学年の頃からずっと一緒に頑張ってきた道場の仲間と試合に出れる唯一の試合だったので、絶対に優勝して全国大会に行くという気持ちだった。全国大会では神奈川県代表として悔いのない試合を出来るようあと二カ月でもっと力をつけたい」と話した。



 「優勝は先生のご指導や保護者の協力、大会関係者の方々のご尽力あってのこと。前半は自分が足を引っ張ってしまったけれど、決勝戦では貢献できてよかった。二人と同じチームで一緒に試合ができてよかった」と中堅の伊藤壮汰さん(都田中剣道部副主将)。



 大将の坂倉匠さん(川和中学校剣道部主将)は「養浩館道場の一員として中学生最後のこの大会でどうしても優勝して全国大会に出場したいと思って臨んだ。優勝できて嬉しかった。中学3年になって高校受験も気になり始め、勉強しなければならないという焦りや不安もあったけど、勉強も剣道もどちらも一生懸命頑張ってきてよかった」と話した。

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