障がい者の就労を目的とした企業向け貸農園「わーくはぴねす農園Plus横浜」が大棚町にオープンし、7月22日に開園式が行われた。
運営するのは全国で障がい者雇用支援サービスを展開する株式会社エスプールプラス(東京都千代田区)。同社による貸農園の開設は32カ所目で県内では初めて。希望する企業に農園を貸し出し、そこで就労する障がい者を企業が雇用するという仕組みだ。
今回オープンした施設は、鉄筋コンクリート3階建て延べ約2600平方メートル。1階と3階にそれぞれ屋内型農園を設け、同社が開発した水耕栽培装置を設置。障がいの特性にかかわらず安全に作業ができるという。将来的には129人の障がい者と、そのサポート役のシニア層や主婦・主夫層など43人の雇用を見込んでいる。
式で挨拶に立った同社の和田一紀社長は「障がい者の雇用創出を促進し、皆さんが自立しながら生活していけるようなコミュニティーとして創り上げていきたい」と今後の展望を語った。
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