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都筑区 文化

公開日:2022.10.27

佐江戸の無量寺
50年ぶりに代替わり
厳かに継承式

  • 眞彰住職(右)と眞爾名誉住職(左)

 佐江戸町の高野山真言宗帰命山「無量寺」で10月21日、住職の代替わりとなる法燈継承式(ほうとうけいしょうしき)が50年ぶりに行われた。檀信徒や区内の高野山真言宗の寺の住職、関係者ら約200人が参加し、厳かな雰囲気の中、法要が執り行われた。

 新たに就任したのは、第28世の豊田眞彰(とよだしんしょう)住職(47)。名誉住職に就任した父親である第27世の豊田眞爾(しんじ)前住職(80)から引き継いだ。5年前に代替わりされていたが、コロナ禍の影響などで延期されていた。

 法要前には住職や世話人らが行列を作って近隣を練り歩き、檀信徒らが出迎えた。法要は檀信徒らが見守る中で行われ、神奈川宗務支所長の鷲雄興春僧正(大聖院住職)からそれぞれ辞令の伝達を受けた。

 あいさつの席で眞爾名誉住職は「コロナで遅れたけれども、なんとか式ができたことは皆さんのおかげと感謝している。80歳となり、よくここまで生きてこられた。なにもかも檀信徒、世話人の方のおかげ。これからも新住職をお願いします」と話した。

 眞彰住職は「皆さんの思いを重く重く受け止め、その思いを一滴もこぼさず、今後とも無量寺の発展、地域の安全などに身を粉にして尽力していきたい」と話した。

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