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都筑区 コラム

公開日:2023.01.19

理解し、寄り添い、ともに生きて

 聞き飽きたフレーズですが、2年後には3人に1人が65歳以上となります。高齢者は必ず認知症にはなりませんが、老化してゆきます。その状態は、医療では老年症候群と言われます。全ての人にではありませんが、体の変化とともに、心理的変化が働き、老いに対する底知れぬ不安を抱きやすく、恥や嫌な思いを避けるため、過敏になったりします。社会からの距離ができて、元々の性格、気質がより前面に出てきやすくなります。

 このようなことは、ご本人は、気がついていることでもあります。介護や医療を受けたくないと感じる方もいます。

 ご家族や介護・医療にあたる人たちは、まだ経験しない試練なのです。

歳を重ね、多くの経験や知識があり、家族や社会のために生きてこられた方達が、このような状態に置かれる事を、支援される方が理解し、時には寄り添い、時には教えられ、ともに生きてゆくことが、大切ではないでしょうか。

 

都筑区認知症連絡会

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