都筑消防署と東急バス株式会社による消火活動などの訓練が8日、センター南駅前ロータリーで行われた=写真。総勢36人が参加し、車両火災が起きた時の両者の連携を確認し合った。
訓練には同社の職員6人と同署の指揮隊や都筑第2消防隊、佐江戸消防隊、北山田消防隊などから30人が参加。同ロータリーに停車しているバスで火災が発生したという想定で行われた。
バス運転手が乗客を避難させ、初期消火や消防への通報を行った。消防車両がサイレンを鳴らして駆け付けると、隊員が素早くホースを伸ばして煙が立ち込めるバスに向かって一斉に放水した。大規模なエアーテントも設置し、負傷者への対応も確認した。
講評で深澤義一署長は「大変有意義な訓練だった。全国で毎年、十数件の車両火災が起きている。初動体制が非常に重要となる。日頃の備えが大切」と話した。
東急バス東山田営業所の西敬次郎所長は「貴重な経験となった。初期対応が大切であることを改めて感じた。訓練は日々繰り返すことが重要なのでこれからも取り組んでいきたい」と話した。
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