都筑区 教育
公開日:2023.09.14
魚市場の仕組み学ぶ
中川西小でプロが出前授業
横浜市中央卸売市場魚食普及推進協議会は9月8日、中川西小学校で「いちば食育出前授業」を行った。5年生91人と保護者約20人が市場の役割や流通の仕組みなどを学んだ。同推進協議会は、市場の卸売業者や仲卸業者などで構成される団体で、魚食の普及・拡大や消費促進を目的として活動している。
当日は、漁業者が獲った水産物がどのように消費者まで届けられるかを説明。食の安全についてや値段のつけ方なども分かりやすく解説した。さらに、市場で実際に行われているセリを実演。片手で値段を表現する「手やり」を披露した。
また、横浜近海で獲れた10種以上の生魚に触れる時間も設けられた。塩田心さんは「いろいろな人が関わって食卓に届いていると知って驚いた」、高瀬寛史さんは「温暖化で魚が食べられなくならないように、環境に優しいことをしていきたい」と授業の感想を話した。
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