都筑区 社会
公開日:2023.11.23
区内農家が小松菜収穫
11月に旬迎え
11月に入り、横浜市内で生産されている小松菜が収穫期を迎えた。都筑区は、市内屈指の小松菜の収穫量を誇る。区内農家5戸から成る折本新鮮野菜出荷組合が生産する「YOKOHAMA都筑産こまつな」の収穫作業が順調に進んでいる。
YOKOHAMA都筑産こまつなは、えぐみの少なさと甘みが特長で、今年2月にかながわブランドに認定された。同組合の加藤之弘組合長は「今年は台風などの影響が少なく、猛暑も無事に乗り切った。順調に生育が進んで良かった」と話す。
「ナムルがおすすめ」
加藤さんは現在、約1ヘクタールの農業専用地で30品目の農作物の生産を手掛けている。その中で主力となる小松菜は年間約2tを収穫しているという。出荷先は地元スーパーなどで、1束80円から120円で販売。また、市内の学校給食としても提供されている。
「おすすめの食べ方はナムル。冬の葉物は肉厚でシャキシャキとした食感が楽しめます」と加藤さん。小松菜は鉄分が豊富でビタミンも多い特長がある。「横浜を代表する作物の1つ。ブランド価値を高められるよう、これまで以上に気を引き締めて生産に励んでいく」と加藤さんは笑顔で話した。
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