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都筑区版 公開:2025年5月22日 エリアトップへ

KILTA(キルタ)で縁日

文化

公開:2025年5月22日

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初めてのこぎりを使って木を切る女児と手伝う齋藤さん(左)
初めてのこぎりを使って木を切る女児と手伝う齋藤さん(左)

 木工や溶接を学びながら工具が使えるシェア工房「KILTA YOKOHAMA」(茅ケ崎南4の1の19)で5月17日と18日、DIYや工具の体験をしながら楽しむ「縁日」が開かれた。

素人以上プロ未満育成

 KILTAは2018年、リフォーム会社の社長である齋藤浩光さんが地域で空いている倉庫などを利用し、いつでも、誰でもDIYを「徹底的に」(齋藤さん)学んだり、楽しんだりできる常設のシェア工房としてオープン。齋藤さんの会社の倉庫を利用したのが「KILTA YOKOHAMA」だ。

 当初は週5日開業し、DIY好きが「素人以上プロ未満」の技術を身に着け、インストラクターとしての資格の取得を目指す人などが集まった。

 工房はコロナ禍で20年から活動を停止。齋藤さんらは改めて活動の内容を模索。今年から新たに利用日を絞り、子どもたちを中心に、DIYの技術や楽しさを学べる環境として場所を提供することに方針を転換。6月から一般利用を再開するにあたり、今回のイベント開催となった。

 17、18日のイベントに参加した子どもたちはフィンランド発祥のスポーツ「モルック」のピンや大きなジェンガのピース、輪ゴムで走らせる車の模型などを作ったり、好きな色を塗装したりして楽しんだ。仲町台から両親と参加した小学2年生の女児はモルックのピンづくりに挑戦。のこぎりを扱うのは初めてとのことで、「うまく切れたけれど、疲れた」と苦笑いを浮かべていた。齋藤さんは工房の再開に対し「DIY(自分で作る)を発展させ、DIT(皆で一緒に作る)の文化を作っていけたら」とKILTAの新しい展望を語った。

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