〜医療・介護の視点から〜 災害に備える ■ケアネットつづき訪問介護部会
都筑区医師会地域多職種連携協議会によるコラム「災害に備える〜医療・介護の視点から〜」。第9回は、ケアネットつづき訪問介護部会から、大地震に対する家の中の備えについての紹介です。
訪問介護はヘルパーが介護を必要な方のご自宅を訪問して介護サービスを提供しています。今回訪問介護部会は家の中で大地震が突然起きた時の備えをお伝えします。
まず、ご自宅の安全は大丈夫でしょうか?ベッドや日頃過ごす場所の周りに、背の高い家具やテレビ、ガラス窓はありませんか?家具の転倒は怪我や避難経路を塞ぐ原因になります。突っ張り棒やL字金具で転倒を防ぎましょう。テレビは転倒すると液晶が飛び散り、窓は窓枠のゆがみでガラスが割れることがあります。テレビは耐震ジェルマットや転倒防止ベルトで固定し、窓には飛散防止フィルムを貼るのがお勧めです。また、破片の飛散に備え、手の届くところに靴や軍手を用意しておくと安全に移動することができます。
訪問介護事業もご利用者やご家族が災害時のリスクを減らし安心して生活できるよう、このような安全のための情報提供や共有をしております。
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