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旭区版 掲載号:2011年1月20日号 エリアトップへ

二俣川・音楽館主催のミュージカルで演出と振り付けを手がけるダンサー 澤田(さわだ)晃(こう)さん 中区在住 63歳

掲載号:2011年1月20日号

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幸福与えられる舞台を

 ○…音楽館のミュージカルに携わり、今回で6回目。今年は6歳から60代までの一般人が中心となり、舞台を創りあげる。「プロとして、総合監督の考えや思いをどのように具現化していくかが仕事」。週数日の稽古を重ね、本番に備える。

 ○…東京・三田の出身。幼いころに小児結核を患い、幼少時代はあまり運動ができなかった。舞台が好きだった父親に劇場へよく連れて行ってもらったことが、この道に入ったきっかけだ。小学4年生で初めて台本作りに挑戦。「それがデビュー作かな」と照れ笑いする。俳優を志し、高校卒業後に都内の劇団に入団。20歳で辞め、大劇団を目指してバレエと日本舞踊を学び始めた。ある時、子どもたちのバレエコンクールでサポート役として出演。その姿を見たバレエの指導者たちからダンスの道を薦められ、バレエ団と日本民族舞踊団に入団した。「病気をしていたから体力にも自信がなかった」。コンプレックスを抱えて飛び込んだダンスの世界。周りが先輩ばかりの中「人の3倍努力した」と振り返る。次第にコンプレックスは「思い込み」と気付き、自信を持てるように。文化交流を目的とした日本民族〜の公演では、世界中を飛び回った。

 ○…「ダンスは創造」というのが自身の哲学だ。「舞台を観た人が生きる勇気や希望を持てることが芸術の使命。とくにダンスの世界は、独りよがりになりやすい。人々に幸福を与えられなければいけない」。世代や性別を超えて伝わるように、分かりやすさにもこだわる。「子どもたちに教えるのが大好き。ダンスを通して人を思いやる心の軸が養えたら」。子どもによる団を結成するのが目標だ。

 ○…「引退したら習字や絵手紙を本格的に習いたい」という密かな思いも。日常生活では季節の移ろいや、人の表情、テレビ番組など細部に目が行く。「人と関わる仕事だから敏感にならなければ」。”プロ意識”は全身に行き渡る。
 

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