藤沢 経済
公開日:2025.12.19
お買い物編Vol・2 ママ記者発信!藤沢の○○事情
大型SC周辺の道路混雑
解決の糸口は
忙しい現代母の味方ショッピングセンター(SC)。週末は家族連れでにぎわう反面、周辺道路の混雑が悩みの種だ。市内の主な大型ショッピングセンターは3つ。ミスターマックス湘南藤沢ショッピングセンター、その向かいの湘南モールフィル(いずれも辻堂新町)、そしてテラスモール湘南(辻堂神台)だ。週末の午後3時以降は、どこも周辺道路が混雑する。
ミスターマックスでは9月にスーパーマーケット「ロピア」が開店し、渋滞はさらに深刻化。藤沢警察署交通課によると、近隣の交番から一時的に渋滞悪化の報告があったが、現在はおおむね通常通りの混雑状況に戻ったという。
ただ、慢性的な渋滞がなくなったわけではない。解決の糸口はあるのか。毎週のようにショッピングセンターへ出かける記者がいつも驚くのは、湘南台駅から車で約10分に位置するショッピングモール「ゆめが丘ソラトス」(横浜市泉区)の混雑の少なさだ。イベントなどで入庫に時間がかかることがあっても、出庫に時間がかかったことはない。車も高い確率で1階に停められる。
駐車場収容台数とテナント店舗数の規模感は、テラスモール湘南は約2500台(土日祝は隣の平面駐車場389台分も提携)/約280店、ミスターマックスと湘南モールフィルを合わせると約3300台/約160店、ソラトスは約1600台/約130店。店舗数が最も多いテラスモールと比べ、小規模なソラトスは回転率が高いことが推測できる。また、ミスターマックスと湘南モールフィルは駐車場無料、テラスモールが最大7時間無料なのに対し、ソラトスは5時間無料であることも回転率が高くなるポイントの一つかもしれない。
そして渋滞発生で最大の要因は、周辺の道路状況にある。市内3施設は国道1号から2Km圏内にあるのに対し、ソラトスは4Km圏内と離れている。その道のりは、横浜市が整備する環状線で一本道だ。渋滞解消の鍵は、藤沢ICと栄JCTを結ぶ横浜湘南道路の開通。完成すれば、国道1号の渋滞は緩和するとされている。国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所が昨年10月にトンネル上り線の堀進完了を発表したが、現在も開通の見通しは立っていない。
モグラの手を借りて、あと1年で完成、なんてことがあればいいのに。
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