2009年度に就任した萩原博旭区長が、定年のため4月30日付で退任する。
萩原区長は「わがまち・ふるさと旭区」をテーマに掲げて区政を運営。「現場に出て区民の声を聞き、同じ目線で歩むことを心がけていた。旭区を”ふるさと”と意識してもらえれば嬉しい」と話す。
「就任1年目の旭区誕生40周年では、さまざまなイベントを通して、地域のつながりが強い街だと思った」と振り返る一方、退任直前に起こった東日本大震災では「帰宅困難者への対応など、今後は災害対策により真剣に取り組まなければならないと気付かされた」と気を引き締める。
萩原区長は「災害対策もふるさとづくりも、まずは地域で力を合わせなければできないこと。これからも”地域力”を大切にしてほしい」としめくくった。
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