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旭区版 掲載号:2011年8月4日号 エリアトップへ

7月1日に横浜鶴峰ロータリークラブの第34代会長に就任した 高橋 忠夫さん 緑区在住 61歳

掲載号:2011年8月4日号

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「柔と剛」結ぶ芯

 ○…大震災が起きた「この年」の会長。一番に思い浮かんだのは、被災者への支援だ。20代のころ暮らしていた仙台のことを思うと、今回の出来事は決して他人事には思えなかった。これまでに義援金や区内避難者へのタオル寄付を進めてきたが、「継続してやらなければいけない支援」。ロータリーとして、会長として何ができるか。今一度、襟を正す。

 ○…知的障害者のための障害福祉サービス事業所やグループホームを市内7カ所で運営する、社会福祉法人「湧翠会」の理事長を務める。川井町の事業所「虹のかけはし」では働く場を提供することで、利用者の自立を支援してきた。「人は生きていく上で、目的を持たないといけない」。それは、障害者にとっても同じこと。利用者が毎日当たり前に通える職場をつくることが、一番のやりがいだ。現場に出ることがあれば、「当たり前の生活」をより良いものにしようと、利用者の声に直接耳を傾ける。

 ○…秋田県で5人兄弟の末っ子として生まれた。子どものころは、仲間に障害児がいるのが普通だった。「困ったことがあれば協力するけど、特に何も意識してなかったね」。そのときの何気ない感覚が、今の自分につながっているようだ。ここ最近は1日も仕事を休んでおらず、大好きな釣りにも行けていない。仕事漬けの日々ながらも、疲れは感じさせない。「よく飽きないなぁって思うよ」。多くは語らないが、快活な笑顔が充実さをうかがわせる。

 ○…現在、鶴峰ロータリー会員は25人。例会に訪れた他地区の会員に「また来たい」と言わせるほど、気軽でフレンドリーな雰囲気が特徴だ。会の役割を問うと、「地域貢献」と一言。今年で入会10年目になる。「活動には参加していたけど、自分自身が地域貢献できていたとは思えない」。これからは「いち会員」ではなく、鶴峰ロータリーの会長として地域への奉仕を考える。「高橋忠夫」としての地域貢献が、今スタートした。
 

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