県内の小売店や飲食店で、サービスや味、技が優れた店舗を表彰する「神奈川県優良小売店舗表彰」が今年も決定。全35店舗が対象になり、横浜市内は5店舗、旭区では日本茶の小売店・渡邉園(二俣川)が選ばれ、11月22日に表彰式が行われた。
この表彰は県商工会議所連合会と県商工会連合会の共催で毎年行われており、今年で36回目になる。渡邉園が今回受けたのは、県知事・県商工会議所連合会会頭連名表彰。
1980年に開店した同店では、静岡の自園で栽培し、自社工場で作った日本茶を販売している。
お茶でできた入浴剤のパック「快浴茶」や、各地の名産茶を集めた「茶郷めぐりシリーズ」など、これまでアイデア商品も開発してきた。春と秋に毎年行う売り出しでは、行列ができることでも知られる。
渡邉敏生社長(53)=写真右上=は「顧客目線を第一に、元気・本気・気づきの三つの気を大切にしてきました。(今回の表彰を)これからもっと努力しなさいというメッセージと受け止め、今後も一生懸命やっていきたい」と語った。
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