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旭区・瀬谷区 教育

公開日:2013.02.14

旭陵高書道部
小菅さん 全国へ

 県高校総合文化祭の第49回高校書道展が昨年12月に行われ、県立横浜旭陵高校=上白根町=書道部の小菅美貴子さん(2年)が教育長賞を受賞し、全国大会への切符を手にした。同部の早坂尚輝君(3年)と吉水裕理さん(2年)は特選を受賞した(写真右から小菅さん、早坂君、吉水さん)。

 書道展には、県内70校から1341点の作品が出展。5人が教育長賞、120人が特選に選ばれた。教育長賞の受賞者は、7月から長崎で行われる全国大会に進むことになる。

 小菅さんの作品は「篆書(てんしょ)」という書体。46文字を1文字ずつ集中して書くため、1枚を書き上げるのに2時間はかかるという。「先輩が書いているのを見ていて憧れだった書体。1年前くらいから始めたけど、楷書とは筆の入り方から違うので最初は苦労した。今も日々勉強中」と話す。

 全国大会の作品提出は3月中旬のため、それまで試行錯誤を繰り返す。批評会でアドバイスを受け、さらに1行増やして57文字の作品に挑戦する。「出品すると、毎回反省点が見つかる。あとで『もっとこうすればよかった』と思わないようなものに仕上げたい」と意気込みを語った。

 顧問の福嶋裕子教諭は「いざというときの集中力はある」と小菅さんを評し、「全国大会では、他校の生徒と交流を図ったり、高いレベルの作品に触れることで、よい刺激になれば」とエールを送った。

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