7月1日に横浜旭ロータリークラブの第45代会長に就任した 安藤 公一さん 港北区在住 56歳
「強さ」求め 妥協惜しまず
○…平均在籍年数18・4年と経験豊富なメンバーが多い横浜旭ロータリークラブ。「先輩方はロータリーの本質を熟知し、実践し、楽しんでいる。その経験は大きな強み」。先輩がつくりあげてきた歴史と伝統を引き継ぎながらも、さらに「楽しめる、誇りを持てるクラブ」にしたいと士気を高める。ピンチをチャンスに変える結束力には自信がある。強みを生かし、より力のあるクラブを目指す。
○…父・達雄さんはクラブ創立者のうちの一人。父親の影響もあり、自然な流れで8年前に入会した。「直接的に社会奉仕ができることは、自己満足かもしれないけど充実感を得られる」と話す。東日本大震災以降、被災地支援に注力してきた。中でも、区内の中高生を対象としたロックのチャリティーコンサートは来年の開催も決まっている。「将来的には企画・運営も高校生に任せたい。そのほうが絶対いい経験になる」と未来像も描いている。
○…鶴ヶ峰のフィットネスクラブ「カーブス」などを運営する(株)アンドーの代表取締役。同社に入社する前は、総合商社で水産物の貿易に携わっており、インドネシアに駐在していた時期も。「商売の王様」と称する商社では、商いを学ぶ濃い時間を過ごした。最近の消費者は「形のないもの」にお金を投じる傾向にあるという。だからこそ求められる、サービスの向上。「維持させることは難しい。日々勉強」。現状に甘んじることなく、上を求める。
○…元・早大のラガーマン。40歳以上のOBが集まるチームに所属しており、今でも仲間と試合で汗を流す。昔から言われていることがある。「ゴールしても喜ぶな」。メンバーが各々のポジションを全うした結果のゴールだからだ。「ラグビーは組織のプレー。決められたポジションをこなすことがチームのため。最大限の力を出して、考えを一つにしたら、強くなれる」。ラグビー精神はロータリークラブにも生かせそうだ。
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