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旭区版 掲載号:2014年5月8日号 エリアトップへ

保健活動推進員を長年務め、厚生労働大臣表彰を受けた 平本 成子さん 西川島町在住 65歳

掲載号:2014年5月8日号

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「誰かのために」の精神で

 ○…行政と連携してウォーキングや赤ちゃん教室などを通じ、地域の健康づくりを推進する保健活動推進員。32年にわたり推進員として活動を続け、旭区保健活動推進員会の会長も丸8年務める。3月にはこれまでの活動が評価され、公衆衛生事業功労者として厚生労働大臣表彰を受けた。「30年やってきたご褒美かな。なかなかもらえるものではないので嬉しい」と控えめに喜びを表現する。

 ○…町内会長だった義父から勧められたのが推進員になったきっかけ。「ボランティア精神が強かったのかも。同世代の人も多くて自然と入っていけた」と振り返る。推進員の活動は無償。「ボランティアだから当然だと思っていた」と話す一方、推進員のため交通費の支給をするよう改革を行うなど、アイディアを実行に移す行動力を発揮。活動する中での出会いも財産となった。「『議員になれ』なんて周りから言われることもあった。普通の主婦じゃないのよ」と笑顔が弾ける。

 ○…夫と二人暮らし。夫は昨年から町内会長を務めるが「会長歴は私の方が長いから生意気になっちゃって」といたずらっぽく笑う。3人の娘にも恵まれ、3人とも家庭を築いている。その中で「小学6年生と2年生の孫が癒しになっている」と、孫の話に自然と目じりが下がる。「2人ともサッカーをやってるの」と話は尽きない。

 ○…「30年やってきたし、もういいかな。若い人に譲るつもり」と、推進員は今年でやめる予定だという。今後はこちらも会長を務める、掃除や洗濯、買い物、食事作りなどのサービスを行う「鶴ヶ峰地域ケア部」の活動に力を入れるつもりだ。「介護保険が追い付かない中で、地域での助け合いができれば。こういう組織が地域にあることを知ってほしい」と思いを口にする。「活動的なのかもね」と自ら語るように、ライフワークにもなったボランティア活動に追われる日々が、まだしばらく続きそうだ。

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