旭区・瀬谷区 社会
公開日:2015.02.05
「南万騎が原」を考える
地域住民らが交流会
万騎が原地区のまちづくりを考える交流会「まちづくりサミットinまきがはら」が1月31日、南まきが原自治会館で行われた。万騎が原地区福祉保健推進委員会主催、万騎が原連合自治会・万騎が原地区社協・南まきが原自治会協力。
万騎が原地区は、相鉄が1958年から67年に掛けて開発を行った「万騎が原住宅地」と74年から79年に開発した「南まきが原住宅地」が広がるエリア。開発から40、50年が経ち、街の老朽化や住民の高齢化が進む中、これからのまちづくりに対しての意見交換をする場として交流会が企画された。当日は地域住民ら約70人が参加。南万騎が原駅周辺で実施された「住民アンケート結果」の報告や南万騎が原駅そばで整備が進められている「(仮称)柏町市民の森」についての講演などが行われた
「みなまき」を再開発
国土交通省による「住宅団地型既存住宅流通促進事業」のモデル地区であり、横浜市から「持続可能な住宅地プロジェクト」のモデル地区にも指定されている南万騎が原駅周辺。住民アンケートは同事業の一環として実施された。その結果「本屋」「レストラン」や「日常的な買い物施設の充実」を求める意見が多かったことなどが、同事業の実施企業である相鉄不動産(株)の担当者から報告された。同社は現在、同駅周辺の再開発事業にも着手。今後について「住民のニーズを踏まえ、相鉄としてできることを検討する」としている。
「市民の森」で地域交流
市民の森に関する報告では、2005年に開園した「鴨居原市民の森」(緑区)の立ち上げから関わってきた、同愛護会顧問・狩野陽二さんが講演。ごみの不法投棄が多く荒れた場所だった森を、市民の森として整備した取り組みや、年間を通して地域交流の場となっている事例などについて話した。交流会の参加者からは「南万騎が原周辺は街全体が高齢化している。福祉関係など、住民が求めるニーズも変わってきているのでは」「子育て世代が集える場所が無い」などの意見が上がったほか、市民の森の管理方法に関して質問する姿が見られた。
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