横浜市立学校の児童生徒による芸術・文化の祭典「横浜市立学校総合文化祭」のポスター図案に、左近山中学校美術部の山崎優妃さん(3年)の作品が選ばれた。
同文化祭は8月21日に開催宣言が行われ、来年2月まで市内各所で開催される。ポスターは市立の全学校を対象に募集し、759点の応募があった。最優秀賞に選ばれた山崎さんは「細かいところに時間をかけて描いたので、最優秀賞をとれてうれしい」と喜びを語った。
今年度の開催テーマは「世界に飛び出せ 横浜culture(カルチャー)!」。山崎さんは「明るい感じにしたかった」と鮮やかな色使いでポスターを制作。翼やロケットで飛び出していくイメージを表現し、横浜や文化祭を象徴するものをちりばめた。さまざまな技法も用いられており、そのテクニックも評価された。中でも、少女の表情や髪の艶は特に時間をかけて描いたという。美術部顧問の稲葉明美教諭は「コツコツ真面目に取り組んでいて、描写力はピカイチ。構成もよくできていて、部内の評価も高かった」と称えた。
「もっと上達したい」
物心ついたときから絵を描くことが好きだったという山崎さん。将来の目標は「イラストレーター」。夏休み中でも1日1回は絵を描くなど、日々努力を重ねている。「水彩画が好き。もっと上達したい」と力強く話した。
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