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富士見丘学園 「可能性を信じて」 向井千秋さんが講演
横浜富士見丘学園中等教育学校(中沢/澁谷一郎校長)では、理数系女子の育成を目指し、東京理科大学(藤嶋昭学長)の協力を得て、理系の女性研究者らが講師を務める全4回の「理系の学び講座」を開講している。初回の10月14日は、同大特任副学長の向井千秋さんが講師を務め、「理系選択で広がる夢」をテーマに講演した。
同大では23%の学生が女子で、”リケジョ”の育成に注力する。講演に先立ち登壇した岡村総一郎同大常務理事は「きょうの講演を進路選択の一助にしてもらえれば」とあいさつした。
アジア初の女性宇宙飛行士として、2度にわたり宇宙に飛び立った向井さん。「いろんな仕事を通じて学べたことがたくさんある。直接話さなければわからないことを伝えたい」とこれまでの経験を語った。
向井さんは、子どものころから医師を志し、医学部卒業後は心臓外科医として活躍。医師として10年経験を積んだ後は、宇宙医学の分野で研究を進めた。講演では、医師時代に感じた葛藤や命の尊さ、宇宙で行った実験や挑戦などの話を展開。最後に、向井さんは「自分には可能性があると信じること。やりたいことがあったら、その気持ちを大切にして自分の人生を切り開いて」と生徒らに夢を持つよう語りかけた。
講演を聞いた同校の生徒(4年)は「向井さんの言葉から、夢がすごく大きくて遠い夢でも、叶えることができるという希望を持つことができました」と話した。
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