旭区版 掲載号:2018年2月8日号
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本村神明社で3年目を迎えたキャンドルナイトを主催した 今城 竜也さん 海老名市在住 41歳

再生の火を各地で灯す

 ○…本村神明社で行うキャンドルナイトを主催し、今年で3年目を迎えた。使用するのは、飲食店から出る廃油を再利用して作ったキャンドル。「ものを何かに作り直せるかと考えるとワクワクする。たとえ壊れたグラスでも、入れ物などに作り変えられるはず」

 ○…北海道札幌市出身。札幌では天ぷら油を再利用してバイオディーゼル燃料を作る企業に勤務。拠点拡大に伴い港北区に工場ができたことで勤務地を横浜へ移し、その後工場は旭区上白根町へ移転した。燃料は車やイベントの発電機で使用してもらい、キャンドルは当初、飲食店への配布用として製作する程度だった。転機は代々木公園(東京都渋谷区)でのイベント。主催者から提案を受け、会場の空きスペースでキャンドルを灯すと多くの人が集まり好評だった。「火を灯すだけでも、意外といいイベントができる」。今ではキャンドルが中心の生活で、多くのイベントやワークショップを手掛ける。

 ○…旭区で夏の恒例イベント「横浜旭ジャズまつり」の実行委員も担う。区内に工場が移った際に、ジャズまつりで燃料を使ってもらおうと掛け合ったことがきっかけで6年目。広報担当として、ウェブなどを通じて情報を発信する。また、希望が丘での商店会フェスティバルや幼稚園、障害者施設での夏祭りなど、区内外で幅広く活動を展開。「チャレンジしたいことはたくさんある」と微笑み、活動はどんどん広がっている。

 ○…妻と娘の3人家族だが2人は札幌に残り、現在は単身で暮らす。自宅兼工房では新たなキャンドルを生み出すために試行錯誤の日々。「細かいかけらも集めて溶かせば再生できる。夜には一人キャンドルナイトですよ」と冗談めかす。今まで地元で本格的なイベントは行ったことがなく「北海道と横浜の半々で活動するのが理想的。全国各地で活動できたら」。廃油を再生させたキャンドルで各地に火を灯していく。

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