点字に訳された本の説明を受ける錣山親方（中央）ら
大相撲藤沢場所の開催を控えた４月10日、錣山親方（元関脇・寺尾）ら藤沢場所関係者たちが視覚障害者を支援する福祉施設・神奈川県ライトセンター（二俣川）を視察した。
今回の視察は、同センターを運営する日本赤十字社が４月14日に開催された藤沢場所に出展することを契機に実施。今年は藤沢場所の会場で初めて同センターの紹介をしたことから、開催前に施設を知る目的で視察が行われた。
錣山親方らは、職員の解説を聞きながら点字の本を配架する書庫や、点字を印刷する機械、本を朗読して録音するボランティアの活動、スポーツ教室の様子などを見学。また、利用者たちと卓球で交流した。
視察を終えて錣山親方は「障害があっても、いろいろな楽しみ方があるということがよく分かった」とコメント。同センターの中里明秀所長は「皆さんが社会貢献をしたいという気持ちを感じた。藤沢場所での紹介も含め、多くの方に施設のことを知ってもらえたらうれしい」と話した。
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