旭区誕生50周年を盛り上げるため、10月27日(日)に開催されるのが「小笠原流 流鏑馬祭」。旭区誕生50周年記念事業の一環として、こども自然公園を会場に開かれる。
「こども自然公園」や「よこはま動物園ズーラシア」など豊かな自然が特徴の一つである旭区は、鎌倉時代に源頼朝に仕えた御家人・畠山重忠公終焉の地としても知られる。区内には重忠公ゆかりの史跡が多く残り、慰霊祭などを行って功績を伝えている。また、幕府の開かれた鎌倉に通じる街道「鎌倉街道中ノ道」が通るなど、中世の武家文化ともつながりがある。
「流鏑馬祭」は、このような歴史を知ることで多くの区民に旭区への郷土愛を感じてほしいという思いから、実行委員会が組まれて企画された。実行委員会には区内在住・在勤の若手経営者らが集まる旭会(高橋卓会長)を中心に、関係企業・団体などから約70人が参加。会議を重ねるなど、準備を進めている。
小笠原流が協力
今回は同公園に馬場が特設されて流鏑馬を実施。源頼朝をはじめ、歴代将軍の師範として礼法・弓術・弓馬術を伝えてきた小笠原流の流鏑馬射手が、疾走する馬の上から的を射抜くところを間近で見ることができる。
鶴岡八幡宮や日光東照宮など全国各地で流鏑馬神事を奉納する小笠原流が横浜で流鏑馬を執行するのは初めて。旭会の高橋会長は「旭区の歴史を感じてもらい、旭区を好きになるきっかけになれば」と話している。
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