旭区歯科医師会(江口康久万会長)主催の「旭区8020高齢者の良い歯のコンクール」表彰式が、6月17日に区役所で開かれた。
この表彰は、80歳になっても自分の歯を20本以上保つことを目指す「8020(はちまるにいまる)運動」の一環で行われているもの。国と日本歯科医師会が1989年からこの運動を推進し、93年からは神奈川県歯科医師会の主催で「神奈川県高齢者よい歯のコンクール」を実施。事業の終了を受け、旭区歯科医師会では11年から単独で開催してきた。
対象者は、満70歳以上で自分の歯を20本以上保有する旭区在住者。今回は同区歯科医師会員の推薦を受けた25人が受賞し、式典には希望者が参列した。表彰を受けた人々は「歯が丈夫だと身体も健康を維持できている気がする」「長年虫歯には縁がないが、歯のクリーニングは定期的に行ってきた」と、良い歯を維持する秘訣などを各々語った。
表彰者は以下(敬称略・順不同)。▽篠崎百合子、小川和子、相澤敏勝、井上節子、小林郁子、櫻井幸男、小林健三、飯田喜代子、小口馨子、坂本律子、岡本芳弘、阿部幸子、細田一夫、佐藤勤壽、小林千代、公平博、中村秀昭 他8人
2年ぶりに歯と薬相談も
旭区歯科医師会と旭区薬剤師会(日向彰会長)による「歯科相談・お薬相談」も同日、区役所1階で行われた。
この相談会は「歯と口の健康週間」の行事として実施され、歯科医師や薬剤師が無料で区民の相談に応じるもの。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で開催できず、2年ぶりとなった。
会場では相談会のほか、歯や薬に関するチラシなども配布された。薬剤師会の日向会長は「腰を落ち着けておひとりおひとりとじっくり話ができる環境だったように思う。中には1時間ほど相談されていく方もいらした」と話した。
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