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旭区・瀬谷区 文化

公開日:2021.08.12

鶴ヶ峰 喜久屋青果店
店先で「また来てニャン」
看板猫「めいちゃん」が人気

  • レジの隣でくつろぐ「めいちゃん」

 「今日も暑いね〜」「どこを散歩してきたの?」。店を訪れる人が次々に声をかける先にいるのは茶白柄の猫。その声に答えるようにしっぽを動かしたり、のどを鳴らしたり―。鶴ヶ峰駅前にある「喜久屋青果店」の日常風景だ。

 猫の名前は「めいちゃん」。可愛らしい名前だが体重6kgの大きな雄。5年ほど前に店主の中村寿男さんが”ネズミ除け”として、知人から譲り受けた。子猫のころから「人が好きでおちゃめ」。中村さん宅にはめいちゃんの兄弟を含め7匹の飼い猫がいるが、めいちゃんだけが、自然と朝から晩まで店先で過ごすようになったという。

 ある時は野菜の空箱に収まって昼寝、またある時はレジの隣で人を眺めている。誰に撫でられても気持ちよさそうに目を細める姿が口コミやSNSで広がり、街歩き番組や猫専門雑誌、新聞などでもたびたび紹介される存在に。今ではめいちゃん目当てに店を訪れる人も少なくない。「猫は苦手だったけど、めいちゃんのおかげで大丈夫になった」と常連客も笑顔。まさに”招き猫”だ。

”人好き”の三代目

 実は同店には10年以上も前から看板猫がおり、めいちゃんは三代目だというが、「こんなに人が好きな猫は初めて」と中村さん。「めいちゃんがずっと店にいるおかげでねずみも寄り付かなくなった」と仕事もきっちり。今日もマイペースに来客を出迎えている。

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