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シーサイドライン 上瀬谷新交通に参画せず 開業の見通し不透明に

社会

掲載号:2021年11月25日号

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広大な旧上瀬谷通信施設のはらっぱ付近
広大な旧上瀬谷通信施設のはらっぱ付近

 (株)横浜シーサイドラインは旧上瀬谷通信施設周辺で計画されている新交通の(仮称)上瀬谷ラインについて、横浜市からの参画依頼に関する経営方針裁定会議を11月16日に開き、採算性や継続性などを理由に現時点で参画しない方針をまとめた。市は2027年に跡地で行う国際園芸博覧会に向け、年内に運行事業者を決める予定だったが、大きな軌道修正を余儀なくされる。

※11月20日起稿

  ◇ ◇ ◇ ◇

 上瀬谷ラインは相鉄線瀬谷駅周辺に設ける(仮称)瀬谷駅から、跡地の(仮称)上瀬谷駅までの2・2Kmを新交通システムでつなげる事業。想定参加者数が1500万人の園芸博や、その後の跡地利用で検討されているテーマパーク構想に向け導入が計画されている。しかし、跡地の地権者とテーマパークを検討していた相鉄ホールディングス(株)が構想を断念。今は三菱地所(株)がその役割を担うが、具体的な内容は明らかになっていない。

 市は9月、金沢シーサイドラインを運行する同社に参画を依頼。同社では10月から16日まで3回にわたり、経営方針裁定会議を開催してきた。

 同社は参画しない理由に、上瀬谷ラインがテーマパークに依存した路線であり、その具体的な内容や来園者予測が不十分である点などを挙げた。また、行政手続きや工事期間など園芸博までの開業も困難とする。一方、再検討する場合の条件として路線延伸など鉄道ネットワークの充実、テーマパークの具体化に基づく需要予測や十分な採算性などを挙げた。

 同社は18日の常務会で方針を正式決定。11月末までに市に伝える予定。

 市は運行事業者を決めて今年度中に軌道法特許申請を行い、来年度から工事する計画だった。今回の結果で、開業に向けた計画が不透明になる。上瀬谷交通整備課の担当者は「正式な回答を待ち、今後の進め方を検討する」とコメントした。

「魅力ある路線を」

 跡地の地権者の一人である70代の男性は「残念だが、企業が収益や将来性を重視するのは当然。市は北部への延伸計画を立てるなど魅力ある路線を目指すべきだ」と話す。また、地元の市会議員は園芸博までの開業が困難になるとして、「市は代替の交通手段を至急検討する必要がある」と訴えた。

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