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旭区・瀬谷区 教育

公開日:2022.03.10

パラ水泳江島選手
「思考は現実化する」
南希中で講演

 南希望が丘中学校(内田克弥校長)で3月2日、パラアスリートの江島大佑さん((株)シグマクシス)を招き、3年生を対象に講演会が行われた=写真。

 江島さんは3歳から水泳を始め、12歳の時に脳梗塞で倒れ、左半身に麻痺が残った。持病もなく、「なぜ俺が」と失望感にさいなまれながら1年以上の闘病とリハビリの中で、偶然見たシドニーパラリンピックの選手の姿に刺激を受け、パラリンピック出場を目指し、再び水泳を始めた。

 講演では「思考は現実化する」と題して、自身の経験や考えをスライドを交えながら話した。「今、夢が見つからなくても大丈夫。やりたいことをやってみて、失敗してもまだ時間はあるから」と生徒たちに呼びかけた。そして「人生はつまらないことが多いけど、だからこそ”楽しむ”という気持ちが大切」と話した。

 生徒たちは講演後、「メダルは重いですか」など質問し、江島さんは「日本の代表として、また自分が頑張り勝ち取った結果だから、とても重い」と答えていた。

 江島さんは2004年のアテネパラリンピックに初出場し、銀メダルを獲得。その後08年北京、12年ロンドンと3大会連続で出場した。

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