神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区・瀬谷区版 公開:2025年5月15日 エリアトップへ

オニタビラコ 文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同) 瀬谷の生き物だより184

公開:2025年5月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
瀬谷の生き物だより184

 春の七草の「ホトケノザ」は、シソ科のホトケノザ(仏の座)ではなく、キク科のコオニタビラコ(小鬼田平子)のことである。

 コオニタビラコよりもずっと大きな、キク科オニタビラコ属の植物にオニタビラコ(鬼田平子)がある。オニタビラコは秋に芽生え、冬は地面にロゼット状に葉を広げ、早春から50cm程も花茎を伸ばし、1cm位の黄色い花を多数咲かせる。

 1種と思われていたオニタビラコは最近になってアオオニとアカオニに分けられるようになった。基本種のアオオニタビラコ(青鬼田平子)の葉は緑色で、細い緑色の花茎を何本も立ち上げる。公園や道端など街中に多く、春から秋までポツポツと咲いている。

 これに対してアカオニタビラコ(赤鬼田平子)は葉に赤味があり、太い赤紫色の花茎を1本だけ立てる。野原や畑地などの自然的な環境を好み、春にだけ花を咲かせる。

 なかには交雑して中間的な個体もあり、アイオニタビラコなどと呼んでいる。青鬼か赤鬼かを見極めながら、瀬谷区内をゆっくり散策するのも楽しいことであろう。

瀬谷の生き物だより184-画像2

小学生と関わる仕事をしてみませんか?

小学校内及び民間施設等の職場で、放課後の子どもたちの学習支援や遊びを行います。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/hokago/houkago-jinzai.html

<PR>

旭区・瀬谷区版のコラム最新6

みなとみらいで作品展開催中の「葉っぱ切り絵アーティスト」 リト@葉っぱ切り絵さん 苦手より得意を伸ばして作家に

瀬谷の生き物だより184

オニタビラコ 文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより184

5月15日

「ハマフェスY166」の「次世代ブランドディレクター」高橋優斗さん 大好きな横浜に新しい風吹き込む

瀬谷の生き物だより183

モウソウチク 文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより183

4月17日

都筑区出身 女子プロレス「スターダム」 なつぽい選手 プロレスの「プ」の字も知らない…から「リングの妖精」へ

瀬谷の生き物だより182

ジンチョウゲ 文:清水道夫(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより182

3月20日

2025 Mottoba!SummerFES.

一足早く「夏の思い出」を作ろう!6月14日(土)11時~16時 二俣川駅改札前やモットバ!で

https://agewelljapan.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年6月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook