戸塚法人会泉支部 青パト22台で地域巡回 区内の登録車両は43台に
(社)戸塚法人会泉支部連合会(高垣正道会長)が、青色回転灯を装着した車両(通称・青パト)22台で地域を巡回する車両隊を発足させた。泉区内ではこれまで21台の青パトが巡回しており、同会の導入により登録数が43台となった。
約900社が加盟する同会は、区民や地域、区役所、警察、団体、事業者による泉区地域防犯まちづくり推進協議会に参加している。これまでも、のぼり旗の掲出や車両へのステッカー貼付などを行ってきたが、さらなる地域貢献や会員の士気高揚、結束力強化のため、青パト発足を決めた。6月11日には、泉区役所の青パトや泉警察署の車両とともに、泉ヶ丘幼稚園で車両隊の出陣式を行った。
車両隊発足に向け、同会は昨年から準備を始め、今年1〜2月には警察署による研修を会員67人が受けた。今回は役員が中心の22台の登録となったが、今後は一般会員の参加により登録台数を年々増やしていく方針。高垣会長は「地域を見守っていくことで、犯罪を少なくできれば」と話している。
泉警察署では、東日本大震災による節電対策により、区内でも各地で消灯による暗闇が生じているため、管内での犯罪発生を抑止するためにも、青パトの巡回に期待している。
金野利信泉警察署生活安全課長は「自分たちで泉区を守ると立ち上がってくれた。時間を作って回ってくれるので、事件発生時などには(同連合会に)要望していきたい」と話した。
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