神奈川県サッカー協会と相鉄アーバンクリエイツは4月23日、和泉町北西部の金子山地区に県フットボールセンターを建設することを発表した。これに対し、地域住民やサッカー関係者からは期待の声が高まっている。
建設地は環状4号、ファミリーマートと日産が接する「上飯田町広中塚」交差点の東側で、相鉄いずみ野線の高架脇。相鉄アーバンクリエイツが所有する約2・9ヘクタールの敷地で、今年3月まで泉区ターゲット・バードゴルフ協会の金子山コースとして使われていた。
同協会が運営管理するサッカー場の建設は初めて。泉警察署〜環状4号間を結ぶ都市計画道路(未完成)を挟み、人工芝のサッカーグラウンド1面とフットサルコート2面、クラブハウス等が約3億円かけて整備される。開業は2014年4月を目指す。
同サッカー場では協会主催大会の開催や若い選手の育成等を行うほか、公共性の高い施設として一般向けのグラウンド貸し出しや、地域社会とのコミュニケーションを図る。
サッカー場建設に向けた同協会の地元説明会に参加した横山茂雄上和泉西部自治会長は「地域住民が散歩などで気軽に訪れる憩いの場になれば。近くにきれいな湧き水があるので、たばこの吸い殻や空き缶など美化問題を心配する声もあるが、住民は快く思っていると思う」と話す。
泉区サッカー連盟を立ち上げた榎下貫治さんは「泉区にできれば人が集まるのでいい。利用料がどのくらいになるかが課題」と、高垣正道同連盟事務局長は「泉区のチームが試合をする場所が足りない。季節ごとに1回でも使わせてもらえれば」と話した。
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