夏の自動車JAF隊員インタビュータイヤにも要注意 バッテリーの点検を
夏の行楽シーズンを前に、注意したいのが車のトラブルだ。そこで、本紙は日本自動車連盟(JAF)神奈川支部=横浜市神奈川区=のロードサービス隊主管・安藤幸二さんにインタビューを行った。
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――まずは、御社の主な業務内容について教えてください。
「JAFはお客様からの救援コールに対し、電話1本で迅速に駆けつけるロードサービスを始め、車に関する様々な業務を行っています。県内には基地と呼ぶ13の拠点があります。乗務員104人が年中無休、24時間体制でサービスを提供しています。昨年度は1年間で13万2942件の出動がありました」
――夏の出動傾向について教えてください。
「一般道ではバッテリー上がりが3割を占めます。これにタイヤパンク(11%)、キー閉じ込み(9・3%)と続きます。一方、高速道ではタイヤパンク(30%)が1位になります。2位は燃料切れ(11%)、バッテリー上がりは6%です」
――最後に、読者へアドバイスをお願いします。
「夏の高速道路は、タイヤが発熱しやすい状況となります。空気圧が低いとバーストの原因にもなるので、適正な空気圧で走行してください。バッテリーについては、エアコンの使い過ぎを避けてください。ゲリラ豪雨にも注意が必要です。冠水路には安易に進入しない方がいいでしょう」
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