横浜市資源リサイクル事業協同組合(神奈川区・高田哲二理事長)主催による市内の小学生を対象にした環境絵日記展の表彰式が、10月26日に大さん橋ホール(中区)で開かれた。応募者2万2306人の中から中田小学校4年の崎本彩夢(あやめ)さんが大賞を受賞した。
環境問題や保全について、子どもたちが家庭で話し合ったことや自分で考えた内容を自由に表現するもので、今年で15回目。環境問題について家族で考え、正しい知識と意識を身につける狙いがある。
今年度のテーマは「家族や身近な人たちと考える環境未来都市」。崎本さんは「洗剤を使うと汚い水が海に流れるから」と、古新聞を用いて窓拭きの手伝いをしている。家庭での工夫を文章で書き、「港町横浜の海が、世界で一番きれいになったら」という気持ちで、海中に人と魚が暮らす様子を描いた。
審査員からは色使いや構図が評価されたが、中央の魚が人を連れて移動する様子に「姉や学校の友達に浦島太郎みたいと言われた」という。失敗したかなと思っていただけに、「一番いい賞と聞いてビックリした」と受賞の喜びを話した。
豊富なアイデアで作品制作
崎本さんは山下公園での写生大会に毎年参加するなど、絵を描くことや工作が大好き。小学校では自然科学クラブに所属し、同級生らと永遠に飛ぶ紙飛行機作りに励んでいる。頭に浮かんだいくつかのデザインを下書きし、その中から選別して描くというのがオリジナルのスタイルだという。
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