一般社団法人神奈川県サッカー協会(宇野勝会長)が建設を進めていたフットボールセンターが12月5日に和泉町にオープンする。公募で決まった施設の愛称は県の鳥にちなみ「かもめパーク」。協会事業のほか、一般向けの貸し出しにも対応する。
グラウンドは環状4号線沿い、「上飯田町広中塚」交差点の東側で、相鉄いずみ野線の高架脇に建設。泉警察署〜環状4号間を結ぶ都市計画道路(未完成)を挟んだ2・3万平方メートルの広大な敷地には、照明付きのサッカーグランド1面、フットサルコート2面、クラブハウス、駐車場(80台)が完備されている。
ピッチの芝は、日本では初というイタリア産の人工芝「イタル・グリーンターフ」を使用。抗菌・防臭作用や温度上昇を抑制するとして、本田圭佑選手が所属するACミランの練習施設「ミラネッロ」を始め、欧州のスタジアムでも使用されている。
今年で創立85周年を迎える協会はこれまで自前のグラウンドを保有していなかった。大会の開催や指導者・審判の研修、中学や高校の選抜選手を集めた練習などを実施する時にはグラウンドを借りる必要があり、「長年の悲願だった」と同協会事務局の大森洋次郎さんは話す。施設を管理する同協会の石川実さんは「コート開放を始め、地域の皆さんに楽しんでもらい、共存していきたい」と話した。
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